10月19日(枕崎港)


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11:15-13:50 天気:はれ 海上:なぎ 風:ほとんどなし



今日も日中は過ごしやすくて天気もよかったので絶好の行楽日和でした。そんなわけで前々から行こう、行こうと思っていた枕崎へ行ってきました。 川辺町経由で1時間20分位。思っていたよりも近かったです。
写真は白灯台防波堤から撮影した新港です。この防波堤と言うのがかなり高いんです。下を覗きこんだら10m近くあるのでは?と思うくらい高くて、 思わずしゃがみこんでしまいました(高いトコ苦手・・・)。やっぱり外海に面している港は違いますねー。


港の一角に白い構造物が何個も置いてあったので何だろう?と思いながら近づいてみると何と風力発電の風車の部品でした。そう言えば、西側の山の上に 白い塔が5、6本立っていたっけ。タワーの1部やハブ(プロペラがくっつくところ)、ナセル(発電機が入っているところ)、ブレード(翼)が ありました。


枕崎の見所と言えば、薩摩酒造とお魚センター、そしてこの立神岩(防波堤の右にあるノッポの岩です。)でしょう。高さは42mもあります。 火之神公園という公園からの眺めが一番よいのですが、枕崎港の防波堤からもこのように見ることができます。


ブレードがトレーラーに乗せられていました。きっと夜間設置場所へ運んでいるのでしょうね。かなり長くて30m近くあるのではないでしょうか。 少し大きめのトラクタも小さく見えますね。


ナセルを横から撮影です。左側にブレードが取り付けられるのだと思います。大きさは横が5、6m、縦と幅が2m位でした。
Vestasと横に描いてありますがこれはメーカー名です。デンマークの会社で、風力発電ではかなり名の知れた会社のようです。


枕崎市の南方海運所有の廃棄物廃棄船「みなかた」が着けていました。この船は焼酎を造ったときに出る廃液を廃棄するための船で、 ちょうど今日積み込みをしているところでした。焼酎廃液はかなり臭いという話を聞いていたので、覚悟して近づいたのですが、 何となく(腐った?)味噌のような臭いでした。枕崎の他に米ノ津などからも積み込むこともあるようです。排出海域は指定されていて、 長崎県の男女群島付近まで行って廃棄します。
この船では今年の6月にタンク内で洗浄をしようとした一航士が倒れて意識不明の重体になった事故がありました。


谷山で最近見かけないなぁと思っていた吉留建設産業のフローティングドック「とから(本来は漢字ですが、1文字出ない文字があるのでひらがな表記に しています。)」がいました。こうやって色々な港に直接出向いて作業をする事もあるようですね。


ややや、地べたに浮かぶ漁船を発見!・・・なんちゃって。この船は「第二広栄丸」(299t)と言って枕崎市の教育委員会が引退したカツオ漁船を 枕崎漁港の入口付近に保存しているものです。以前は中へも入れたようですが、現在は入口の階段が取り外されており中に入ることはできません。
昭和48年11月に徳島造船で進水し、引退した昭和59年までにのべ81航海し、漁獲高で10,733トン、金額にして約27億円の水揚高を 誇る優秀な船だそうです。


枕崎ドックの横に古仁屋海上保安署の巡視艇「ほしかぜ」が繋がれていました。ドックのためにやってきたのでしょうか? 何にしてもこんな所で奄美大島の巡視艇を撮影できてラッキーでした。


枕崎新港に着けていた冷凍船「KENTA MARU」です。日本の会社が所有・運航しているのでしょうが船籍はパナマになっていました。 ちょうど荷下ろしを終えたところだったらしく、船員さんたちがデッキに出て作業をしているところでした。話声も聞こえてきましたが、 外国語で何をしゃべっているのやら全然判りませんでした。一体何語だったんだろう・・・。


こちらは枕崎旧港の様子です。日曜日だからかたくさんの漁船が着けていました。鹿児島県内の他にも宮崎や大分のまき網漁船の姿もありました。
入口から中が見えたのですが漁船の居住スペースは狭そうでした。シャワーは外で浴びるようになっているようですね。そう言えば、船の中のにおいって 大体どの船でも似ているものなのですね。何だか懐かしいにおいでした。


ちょっと見にくいのですが、小型のタンカーが着けています。旭石油の「第三十八旭丸」と多分漁協の船でしょう「第二十八協洋丸」、 「第二十一協洋丸」の3隻がいました。


開聞岳がきれいに見えていました。朝は霞がかかっていたみたいだったのですが、いつの間にか晴れていました。 まるで対岸にあるようですが、実は地続きなのですよー。奥のほうには大隈半島も見えていました。こんなに遠くまで見えるのはそうは なさそうですが、実際のところはどうなんでしょうね。


帰りに枕崎お魚センターに寄ってカツオの刺身と腹がわを買いました。腹がわが1枚80円、刺身はしっぽの方だったのですが、かなり大きいのが 510円でした。いやー、本場とは言え安いですねー。しかも新鮮でとても美味しかったです。
このお魚センターは有名なようで観光バスやたくさんのお客さんがいました。観光ルートに入っているのでしょうね。

撮影データ:ファインピックス

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