10月22日(七ツ島)


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15:00-16:10 天気:はれ 海上:さざ波あり 風:北〜北西の風やや強し



今日も天気が良くてポカポカとして暖かい1日でした。ただ風が強かったです。
今はもう撤退してしまったIHIの敷地にある門型クレーンです。遠くからも見えていたので谷山港付近の良い目印となっていました。


上の写真を撮ってから約10分後。・・・このように変わり果てた姿になりました。
一体このクレーンの身に何が起こったのでしょう?ただ今現像中のため写真がありません。明日には掲載できると思いますので、明日もう一度 見てみてください。スミマセン。


ここから23日追加分です。
この門型クレーンは92年に造られたのですが、聞いた話によるとあまり使われることはなかったようです。IHIでは売却先を探していたよう ですが、買い手がなかったために解体されることになりました。
爆破作業を伴うために半径400m以内は立ち入り禁止区域となり、海上では鹿児島海上保安部の巡視艇「はまゆう」が警戒にあたっています。
今回の作業は事前に公表されていなかったため、見物人はそんなにいませんでした。一緒に見物した方の話によると報道関係にも発表はなかったようです。 一緒に見物した方は3人で来ていて、クレーンに関係する会社の知り合いから聞いて見に来ていたようで、16:00に爆破ということも教えて もらいました。
16:00直前に関係者の方も数名駆けつけてカメラを構えていました。


16:00を数秒過ぎた時、ドンッという音ともに梁の両側から煙があがりました。
今回の作業はまず梁を落として、両側のタワーを横倒しにすると言う計画だったそうです。


ものすごい煙とともに支えを失った梁が落ちていきます。


梁の右下に操縦室が写っているのが分かります?


本当はかなりの速度で落下していたのでしょが、何となくスローモーションで見ているような感じでした。


ダァァーーンというすごい音ともに梁が地面に着地しました。
下にある砂の山は衝撃を緩和するためのクッションとして用意されていたようです。


続いて支柱がゆっくりと右のほうに傾いていきます。


この時に隣から「よしっ、計算通り!」という声が聞こえました。
後で確認したところ作業関係者の方でした。綿密な計算をしていたようですが、実際うまくいくかやはり心配だったのでしょうね。


じわーっと横倒しになる支柱。


徐々に倒れる速度が速くなっていきました。


煙をひきながら倒れていきます。


この時にもう一度隣の関係者の方が「計算通り」とつぶやきました。


どぉーんと左側の支柱が先に落下していた梁にぶつかった音がしました。


右側の支柱も完全に倒れたらしく、もう一度どぉーんというような音がしました。
夢中になっていたので、傾いたり、ピンぼけがあったりしますが勘弁して下さいね。


煙と砂埃が空高く舞い上がりました。


ついさっきまでクレーンとして存在していたものが一瞬にして鉄の残骸になってしまったので不思議な気持ちになりました。 実際にこの目で見て、音を耳で聞いていたのに今あった事が信じられないような・・・。
今後このクレーンは、スクラップとして売却される予定です。

撮影データ:スペリア100、ファインピックス

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