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今日も日中はほとんど雨が降っていました。気温も昨日と同じく少し高めで長袖では暑いと感じるくらいでした。 錦江湾帆船フェスタ最終日の今日は「日本丸」の一般公開の日だったので、見学に行ってきました。それにしても帆船フェスタ開催中の3日間、 毎日違った催しをするなんてセコイですねー(笑)セイルドリルは別として、一般公開は2隻同時に行なっても良さそうなものですが・・・。 ついでに言うと、駐車場をちゃんと準備して欲しいものです。そしてその案内もきちっとして欲しいですね。『この日に北埠頭で、帆船フェスタを しますので、見に来てください。』という案内だけではなくて、当日はどこそこに駐車場を準備します。とかもパンフに書いといてくれや。 連休と言うことで、北埠頭周辺の駐車場は混雑すると言うのが分からないものですかねー。 さて、上記のことはさておき、何年ぶりかの「日本丸」乗船です。乗っていた学生さんでしょうか、「おはようございます」と乗る人1人1人に 挨拶をしていたのが印象的でした。
乗ってすぐに目に付いたのが、このハンドキャプスタンです。セイルを張る時などに力のかかったロープを捲くときに使われます。 上のほうにあいている穴に棒を突っ込んで数人がかりでまわすようになっています。ヨットなんかだと1人でも捲くことができますが、 さすがにこんなに大きな船だとそうはいかないようです。
ハンドキャプスタンの上に描かれていました。T.S.NIPPON MARU TOKYO 1984と上から描いてあります。T.S.は多分トレーニングシップの 略でしょう。TPKYOは船籍、1984は竣工した年です。 ここで「日本丸」の主要目をば紹介しましょう。 全長:110.1m、型幅:13.8m、型深さ:10.7m、 満載喫水:6.6m、総トン数:2,570トン、 エンジン:ダイハツ6DSMB−28NS(L) 1,500PS2基 帆装型式:4本マストバーク型 1984年9月住友重機浦賀工場にて竣工。
これは確か最後部のマスト、ジガーマストだったと思います。高さは34mもありますが、メインマストにいたっては43.5mもあります。 ひっくり返るくらい身体をそらして撮影しました(笑)。 どうでもいいことですが、上を向くと口がポカーンと開くのはなぜでしょうねぇ。・・・不思議です。
最後部付近にある帆走用のステアリングホイールです。直径は2m近くあったと思います。たくさんの人数でまわせるように2重構造になっていますね。
ここは講堂と言って良いのかな、学生さんたちが授業を受ける部屋で、ちょうど航法の授業を行なっているところでした。邪魔をしないように そーっと1枚撮影です。
講堂の後部にあった学生用のサロンのようなもので、ソファー、テーブルと冷蔵庫、テレビが設置してありました。冷蔵庫の中には色々な飲物類が 所狭しと並んでいました。テーブルの上にはスポーツ新聞が置いてあります。
ブリッジの中も見学できるのかな、と思っていたのですが残念ながら見学はできませんでした。 何となく、四国フェリーの玉高丸姉妹を思わせるような造りです。
舳先付近から臨むバウスプリットです。そんなに長くないように見えますが、16.5mもあるというのには驚きました。
ブリッジの上にあるレーダーですが、落下物から守るために上のほうには金網が取り付けてありました。最近はレーダーは欠かせない 航海道具の一つですからね〜。
撮影データ:ファインピックス
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