3月25日(御所浦→鹿児島)


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みなとのなまえ

  天気:くもり後あめ 海上:風浪あり 風:北西の風やや強し



今日は御所浦から「フェリーごしょうら」で大道へ渡り、そこから天草五橋を通って三角まで行って、松橋ICから高速にのって鹿児島まで帰る予定です。 天気は昨日と正反対で朝からどんよりとした雲が広がっていました。昼からは雨が降り出す予報なので、三角辺りまでもってくれーと祈りました。
「栄久丸」の第1便が嵐口港に入港してきました。棚底行きなのでもしかしたら高校へ通学する生徒の利用が多いのかもしれません。


さて、9:20発の「フェリーごしょうら」に乗るために御所浦港へやって来ました。早く出すぎたらしく、9時前には到着してしまいました。 棚底からの「フェリーごしょうら」が入港してきました。片方のランプウェイが壊れているのか船尾方向を桟橋に着けるために港内で方向転換を しているところです。


天井のペンキ塗りをしたのでしょうね。2階の通路はこんな感じになっていました(笑)ドックが近いから構わないのでしょうが、なかなか大雑把 ですね。


鹿児島には走る魚屋さんと言ってトラックの荷台に魚を積んで売りに来るお店があるのですが、ここ御所浦の走る魚屋さんは船でやって来ます。 入港する時におばちゃんがスピーカーで「新しい魚を持って〜きました〜。ご入用の〜方は〜桟橋まで〜おいで〜ください。 よろしく〜おねがいしま〜す。」と呼びかけます。独特の節回しなのと小さい頃から聞いていたのですっかり覚えてしまいました。 以前、ご主人が体調を崩してしばらくお休みになった時期がありましたが、今でもこうやって営んでいるということが判ってとてもうれしかったです。


本渡を出て八代へ向う「ブルーライナー2」が入港してきました。そんなにお客さんは乗っていなかったようなんですが・・・。
この「ブルーライナー2」はかなり前でしたがNHKの番組でチャーターされたことがあるのですよ。お正月に中継で放送されていたので 今でもはっきりと覚えています。


御所浦は離島なので、何もかもが船で運ばれてきます。これはお店で売るための商品でしょうね。卵やら何やらを運んできていました。
天草上島へ橋をかけるという計画があるようなのですが、離島というどこにでもない事を生かした観光を考えたりすれば良いのに・・・。橋がかかれば 良いこともあるでしょうが、悪くなる事だってあると思います。どうなるのかな、この先。


御所浦島と牧島を結ぶ中瀬戸橋の下を通過中です。満潮の時間帯だったのでブリッジとの間はすれすれのように見えました。橋の上からフェリーを 眺めることも出来るので、見てみてはいかが?


4月4日から9日までドックのため休航するようです。ここら辺の船はどこまでドックに行くのかなー、気になっているところです。


9:20発の便は御所浦島の沖にある横浦島の与一ヶ浦港へ寄港をします。乗ってきたのは軽トラックが1台のみ。お客さんはぼくらを含めてクルマが 3台だけでした。初めて与一ヶ浦港にやって来たのですが、港には桟橋となかなかしっかりとした造りの待合所があるだけです。
この横揺れを防ぐための造りなのでしょうか、側面を固定している桟橋が最近増えてきていますよね。やっぱりメリットがあるのかな?


与一ヶ浦港には御所浦〜大道間で貸切フェリー大福丸を運航している福浦輝男さんのフェリー2隻が着けています。手前が普段動いている 「第十五大福丸」、奥が予備船的存在の「みかど丸」です。どちらの船も備南船舶工業の生まれで、改造を施されています。「みかど丸」の写真を 撮りたかったのですが、「第十五大福丸」に隠れてしまっていました。こういうときに限って「第十五大福丸」が動いてないんだもんなー。


与一ヶ浦の沖を通るたびに気になっていたガット船がこの「第十一養徳丸」(89t)です。中田さんという方が所有していますが、ファンネルマークは 安田産業のもののようでした。載っけっているクレーンはSKKのかなり古いモデルの130GDAのようです。防波堤に新しいバケットが置いて ありましたが、仕事はあるのかな?


国道266号を北上中に高戸付近で三角からの「サンライズ」を見かけました。この266号、松島町までクルマは少ないしほとんどが2車線なので とても走りやすい道路でした。ただ、途中でパトカーを2回見かけましたので、通行の際はスピードの出し過ぎに注意です。


天草五橋の一つ、ちょうど真ん中にあたる中の橋です。1966年の完成で橋長は361m。この橋は橋脚から左右にバランスをとりながら張り出していく ヤジロベー工法が日本で初めて使われた橋なんだそうです。


こちらは2号橋になるのかな、永浦島と大矢野島を結ぶ大矢野橋です。こちらも1966年の完成で橋長249.1m。


本土と大矢野島とを結ぶ天門橋。天草五橋の中でも1つだけ他の橋と離れています。1966年完成で橋長は502mもあります。


上の写真を撮った場所にあった桜は満開でした。もう全部の花が咲いているのでは?と思うくらい、まっピンクです。上のほうは花で枝が隠れるほど。 こんなにきれいに咲く桜はあんまり見かけないのでラッキーでした。


三角港にある物産館へ寄ったついでに待合所のてっぺんへ上ってみました。巡視艇の「ひごかぜ」、「くまかぜ」、熊本県の漁業取締船「ありあけ」、 「ひご」が写っています。


11:45発島原行きの「フェリーみすみ」が出港していきました。お客さんもそこそこ乗っていたようで、車輌甲板は半分以上埋まっていました。 せっかくなので、島原温泉に入りに行けば良かったかも・・・(笑)
あっ、運が良いことにこの頃から雨が降り出しました。ぱらぱらだったのが時間が経つにつれて本降りになっていきました。いやー、本当に良かった。 ついでに、物産館ではパック入りの岩がきを購入しました。これが、味噌汁にして食べるとうまいのなんのって。鮮度に要注意ですが、 1度お試しくださいな。発砲スチロールの箱を持っていくと安心ですヨ。


三角港の待合所はヤドカリがしょっている三角貝のような円錐形をしていて、内部にある通路を通って頂上まで上る事が出来ます。ただ、この通路ってのが 壁に沿って造られているのでぐるぐると周るような感じになっていて最後のほうでは目が回るような気分になりました。う〜ん、グルグル・・・。

撮影データ:ファインピックス

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