4月21日(川内港)


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みなとのなまえ

13:45-14:50 天気:はれ 海上:さざ波程度 風:弱い南西の風



ふはー、何とも暑い1日でした。毎年この時期はこんなに暑かったかなぁ?今日は鹿児島市でも気温が28度まで上がり、半そででも十分過ごせるくらい でした。そろそろ初夏という言葉が使われはじめる頃ですねー。
今日は宮之城へ行った帰りに川内港へ寄って来ました。国道267号線を通って宮之城から川内港まで約40分。市街地までは20分ほどだったのですが、 川内港は市街地からかなり離れた場所にあるのです。もう少し近くに造ってくれれば良かったのに・・・。
港の中を走っていくといました、いました、「第五若虎丸」が。鹿児島から約7時間かけて石を積みに やって来ているのです。道路を走れば1時間強で着けますが、船だと薩摩半島をグルッと周らないといけないので時間がかかってしまいます。


クレーンが大きい→バケットも大きい→掴む石が多く重くなる→船の傾きも大きくなる、となります。なので、バケット一杯に石を掴んだ時は写真の ように船が大きく傾くこともあります。ガット船の場合岸壁に着けている状態でも船酔いする人が出てくるかもしれません(笑)


バケットも用途によって使い分けているのです。今回のように大きな岩石や浚渫の際に使うのがオレンジピールバケット(オレンジバケットと呼ぶ方が 多いです。)と呼ばれるもの。砂や砂利など小さいものを掴む時に使われるのがラッチアームバケット(右上の写真)です。使われているワイヤーは どちらも2本。1本がバケットを吊って、もう1本で開け閉めをしています。うまい具合に造ってありますよー。機会があったときは見てみてくださいね。 どちらかと言うと、ラッチアームバケットの方が好きですね。開け閉めの際の動きが何とも言えないんです。


このガット船のクレーンは陸のクレーンと違って動かすのが難しいのです。操作の方法はほとんど一緒だと思うのですが、船の場合は設置してある船自体 が動く(揺れる)のですね。なのでタイミングが合わないと思わぬところでバケットを開けてしまう・・・、と言うことになりかねません。慣れない人が すると2時間で済むものが倍以上かかったり、船の一部が凹んだりしてしまいます。やはり長年の経験を必要とする作業になりますね。ですので、クレーン のオペレーターは船の中では船長、機関長とほぼ同じ格扱いになっているようです。


沖の防波堤には川内港のタグボート「大綱」が着けていました。なんで、こっちの岸壁に着けないのかなー? いちいち面倒でしょうにねぇ。

撮影データ:ファインピックス

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