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みなとのなまえ
今日は親戚の結婚式が松島のホテルであって、それにもりえだ父母が出席するので運転手として引っ張り出されました。フェリーに乗ることができたし、 松島港付近をウロウロできたので行って良かったです。ちょっと疲れたんですけどね。 08:30佐敷出港の「第二しらぬひ」に乗るために家を出たのは6時前。途中、ノロノロと走るクルマがいたりして間に合うか心配しましたが、無事に 8時10分頃到着しました。「第二しらぬひ」が入港してきたところでターミナルを撮影です。
客室の様子はいつだったか紹介したので、今回はトイレの様子です。右舷側の船首付近、2階に行く階段の途中にあります。掃除も行き届いていて気持ち 良く使えますし、タイルが貼りつけてあったりしてなかなか良い造りです。2つある個室は右が女性用、左が男性用と使い分けているようです。小便器は 1つだけ。水を流す押しボタンが壊れているのか、配管のコックを動かして水を流すようにしていました。とめ忘れが心配ですね。写ってはいませんが、 右側の手前に洗面台があるのですが、家庭用を取り付けましたって雰囲気があって趣があります(笑)
佐敷を出てずっと左舷側に御所浦島が見えているのですが、近づくにつれて外平から嵐口にかけての建物等がはっきりと見えるようになります。 嵐口小学校、診療所、西音寺、島田旅館、「睦丸」etc。離れているようで案外近くに見えるものですね。よくビールを買いに行っていたお店や、 走っているクルマが見えたりするとそのまま御所浦に行きたくなってしまいました。また来るからね。しくしく。
ちょうど真ん中くらいだったかなぁ。こちらを目指して南から走ってくる高速船の姿がありました。何ぞや?と思って見ていると、正体は牛深海上保安署の 巡視艇「あそぎり」(PC101)でした。どこへ行く途中だったんでしょうね。そう言えば、前回乗った時は巡視艇「なつかぜ」を見たなぁ。
大道港到着前には横浦島の与一ヶ浦港の様子も見えるようになりました。真ん中に貸切フェリーの「第十五大福丸」と「みかど丸」が写っています。この 「第十五大福丸」か「第五睦丸」が動いていないかなぁ、と思っていたのですがどちらも港でお休みでした。日曜日だから利用するトラックも少ないの かな。ちょっと残念。
さて、大道港に到着です。このままここで待って、「フェリーごしょうら」で御所浦島に行ってしまおうかとも考えましたが、やっぱりそれはムリなの でした。トホホ。左側の可動橋を定期フェリーが使用して、貸切フェリーは右側の岸壁を使用するようになっています。
1時間もかからずに松島へ到着しました。まずは結婚式があるホテル(天草五橋の2号橋のすぐ近く)へ行って、それからもう一度ひき返して松島港へ やって来ました。八代行きのフェリー乗り場のすぐ横の岸壁にクルマを置いて周辺をブラブラと歩いてみました。フェリー乗り場の少し先にいたのは バンカー船らしき「第二ふじ丸」と福田海運(上天草市)の「福豊丸」(180t)の2隻。「福豊丸」はどこかで見た船だと思ったら昨年の12月に長崎港で 見かけていました。 上天草市と何気なく書きましたが、この市は今年の3月31日に天草郡の大矢野町、松島町、姫戸町、龍ヶ岳町の4町が合併して誕生した市になります。
上の2隻を撮影した場所から歩くこと7、8分。元天草パールラインフェリー(九州商船の松島〜島原)乗り場の岸壁に着けていたのは上天草市の福田さん が所有するガット船「第六光栄丸」(187t)です。プッシャーバージ?と思ったのですがちゃんと自走式でした。載っけているクレーンはSKKの180 GDAと言う小さめのモデル。この付近にはこう言った小さなガット船が多数いるようで、佐敷でも可愛らしいガット船を見かけました。
すぐ横にはパールライン観光の遊覧船乗り場がありました。五橋の遊覧クルーズやイルカクルージング等をやっています。一番手前の廃船を利用した桟橋に はイルカクルージングで使われる「第八まつしま丸」が繋がれていて、その奥にはちょうど五橋クルーズから帰ってきた「第五まつしま丸」(表記は「まつ しま」となっているのですが、HPでは第五がついていました。)、そして「第二まつしま丸」が繋がれていました。 オフィシャルはこちら。乗り場の待合所にはお土産屋さんも併設されていました。
こちらは天草パールラインフェリーの可動橋とターミナル(?)です。可動橋はサビだらけで、制御室(と言うか動かすとこ)の小屋はぺちゃんこに 潰れていました。ボロボロのターミナルの車庫にきれいに磨き上げられたカローラがとめてあったのが印象深かったです。
さて、八代行きのフェリー乗り場に戻ってきました。入港していた天草フェリーラインの「シーガル」が可動橋の先に写っていますね。ここのターミナル (待合所だね、こりゃ。)も古い造りです。国道266号を向いたほうに2社分のキップ売り場があって、その後ろにほんの少しだけお土産らしきものを 扱っていそうなスペースがありました。
時間の11:50になり、「シーガル」が出港と思ったら、可動橋を5m位離れたところでまた可動橋に着けました。どうやらやって来たクルマを載せる ためだったようです。このクルマのヒトも運が良かったですね。あと1、2分遅かったら1時間半待たなきゃいけないところでした。クルマを載せて 五号橋を背景に出港していきました。
12:30に八代からの「フェリーまつしま」が入港してきました。いやー、もし新しい船になっていたら・・・、なーんて考えたりして心配していたの ですがまだまだがんばってくれていました。79年生まれでこの航路に就くまでは瀬戸内の方で働いていたベテランフェリーさんです。前回見かけたのは 01年の11月、八代港でだったっけ。 この八代〜松島航路はのんびりした航路で1便1便の間隔がかなり開いています。「フェリーまつしま」の出港時間は13:20なので、この間にすぐ 近くにあるスーパー「ニコニコドー」でおにぎりを買って、食べて、これまたすぐ近くにあったバージ何かが繋いである岸壁をウロウロしたりしました。
13:20に時間通りに出港していきました。さっきの「シーガル」の出港の時も、「フェリーまつしま」の入港の時も、そしてこの出港の時もにわか雨が ザーザーと。何てタイミングが良いんでしょう。おかげでカメラもぼくもずぶ濡れです。はぁ。 そんな雨にも負けずに「フェリーまつしま」をファインダー越しに追っていると右側から見覚えのある客船が姿を現しました。???。
その正体は御所浦〜本渡間を走っている栄汽船の「栄久丸」(64t)でした。何でこんな所に?と思っていると今度は五号橋の下をくぐってこれまた懐かしい 船がこちらへ向ってくるではありませんか。八代〜棚底間を走っている「第十八りゅうまる」です。こちらにはたくさんのお客さんが乗っているようです。 2隻ともフェリー乗り場横の桟橋に仲良く並んで着けました。 夢中になって撮影していると、今度は桟橋へ通じる道をたくさんの人がゾロゾロとこちらへ歩いてくるではありませんか。何だ?何だ?と思っていると 先頭には某旅行会社の旗を持ったヒトとバスガイドさんの姿が。これで理解できました。2隻ともチャーターされて松島までやって来たわけです。
次から次に高速船がやって来て、お客さんを乗せたり、降ろしたり。そのせいで桟橋周辺は大混雑です。船で着いた人達はバスに乗って、これから船で どこかへ行く人達はバスでやって来て、とここは乗り換えの場所なのでしょうね。一体どういうルートでツアーを組んでるんだろうなぁ。バスだけだと つまんないし、船だと五橋も見られるので一石二鳥ってわけですか。なるほどね。 「龍丸」、「昭和丸」、「第二昭和丸」、「ニュー菊盛」という船がやって来ました。写真は「龍丸」でこの船は「第十八りゅうまる」と同じ方が所有して いるかと。お客さんを降ろした後、サーフェースプロペラを採用しているらしくものすごい水飛沫を上げながら走り去っていきました。
ザーザーと強い雨が降る中、橋の下を1隻の船がくぐってこちらへ向ってきました。大阪市の大豊海運が所有するケミカルタンカー「健和丸」(359t) でした。お休みなのかこの後バージ等が繋がれている岸壁にとも着けしていました。
さて、五号橋を背景にポッケ登場です。 ポッケ「このあいだ、買ってもらったシャツを着てみたよ。どうかな、似合う?」 そうなんです、先日ダイエーをフラフラしている時に偶然見つけたバースデーベアだか何だかの洋服のサイズがポッケに合いそうなので買ってみたのです。 ホームページに載せるのにすっ裸ってのも何だなぁ、って考えているところだったもので、つい(笑)ちょっと大きめサイズでしたが、買ってあげて 良かったかな、と思っているところです。
撮影データ:D70
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