バックナンバーはこちらです。
みなとのなまえ
鹿児島に帰ってから初の港は谷山港となりました。一般公開中の「しらせ」を見学するためなんですが、暑い!じっとしていても汗が吹き出てきました。 しかも船内は涼しいかと思いきや意外に暑い・・・。はぁ。 前回(4年前)やって来たときにも見学に行ったんだっけ。あの時は確か友達と一緒に1時間近くかけて自転車で行ったんだよなー。それにしても今じゃ 考えられません、谷山まで自転車でなんて(笑)
まず船内に入って目に付くのが寄港した港港でもらったプレートの数々、長い通路にずらっと並べて飾ってありました。そして隊員室などを眺めながら やった来た先にあるのがこの「恐怖の理髪屋 タイガーカットハウス しらせ本店」。ちゃんと街の床屋さんにあるクルクル(何て言ったっけ)も取り 付けてあります。それにしても何で恐怖の理髪屋なんだろう?時には揺れのおかげで思わぬ髪形になることもあるってか(笑)隊員、観測隊員は無料だ そうです。ここで髪を切ってもらうには「しらせ」の隊員か観測隊員にならなきゃいけないのね・・・。
で、少し先に行った所にあるのが歯医者さん。普通の歯医者さんと設備はほとんど変わりありませんでした。ぼくは歯医者は苦手なんですね、歯をガリガリ と削ったり、時には引っこ抜いたり・・・。あの削るときの振動って思い出しただけでも緊張してしまいます。ブルブル。
歯医者の隣にあるのが医務室。何か食台にかけるようなシートがかけてありますが、多分あれが治療台かと。盲腸程度の手術はここで出来るそうです。
急な階段を上って一旦外に出て、航空機の格納庫を見学してブリッジを目指します。岸壁にはどこに設置するのかはわかりませんが、風力発電の風車の パーツが置いてありました。ブレード、ナセルなど、去年枕崎港で見かけたものとほぼ同じ大きさでした。あんまり近くにあるからかみんな、何なんだか わからないようですね。
このマストの中ほどに造られた上部操舵所は「しらせ」の中でもかなり気になる部分の一つです。氷海の中ではここで操舵するようですが、一体中は どんな風になっているのでしょうねー。3、4人入れるのかなー?機器の配置はどんな感じ?眺めはいいの?など前々から気になっています。引退して どこかで保存されることになったらこの上部操舵所も見学できるようにして欲しいなぁ。
さて、ブリッジへやって来ました。造られてから20年以上が経過しているので各コンソールには古さが感じられました。各機器の説明をしていましたが、 見学者の数に対して説明する人が少ないような気がしました。スペースは十分あるんだからもう少し増やしてもいいような・・・?
操舵コンソールです。後ろにあるパイプは揺れの中で身体を支えるためのもの?それにしてもこんな小さな舵輪で大きな船を動かすんだからすごいもんです よねー。改めて感心してしまいました(笑)
この赤いカバーがかけてあるイスが艦長席なんですよね。ここに座ってなんたらかんたらーって指示を出すんですね。そう言えば前にあるモニタには何が 映るのでしょうね?現在位置とかかな?
ブリッジの出入り口横の壁にラッパが3つかけてありました。それぞれ使う人が決まっているらしく(そりゃそうか)、左から曹長、1曹、3曹用でした。
「砕氷艦 しらせ」と描かれた救命浮環。救命浮環好きとしては一つで良いから欲しいな・・・(笑)
前回もこんなアングルから撮影したのですが、午前中だったため逆光になってしまったんですよねー。今回はお昼過ぎということで前回よりはマシに撮影 できたと思います。また、鹿児島に来てちょうだいね〜。
撮影データ:D70
らくがき掲示板へ