3月12日(串木野)


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みなとのなまえ

10:15-12:20 天気:くもり時々はれ 海上:風浪・うねりあり 風:北北西の風ものすごく強し



いやー寒い寒い寒い!昨日までの暖かさがウソのように寒い1日でした。今まで暖かかったからなおさら寒さが感じられたのかもしれませんねぇ。
今朝ニュースを見ていたら時化の影響で海の便に欠航が出ているということを言っていて、その中に甑島航路の「シーホーク」もあったんですね。北西の風 が強くて波の高さは4m〜3mの予想。もしかしたら←(03年1月撮影)のような「フェリーニューこしき」の姿を撮影できるのでは!?と思い、 串木野へ行ってきました。


さてウチから串木野まで約1時間。10時過ぎに到着してターミナルへ行ってみるとやけに静か。んー?と思って窓口へ目をやると、立てかけられたボード には欠航欠航欠航欠航の文字。はぁ〜なんで?「フェリーニューこしき」は走るんじゃなかったの?・・・そういや前にもこういうことがあったっけなぁ。 あーあ、せっかく来たのに。でも、外は北北西からのものすごい風で港の中でも白波が立っていたので、仕方がないよなぁ。


対岸の岸壁には「勝栄丸」と「第一甑洲」、 「ちかび くろしお」の3隻が着けていました。ガット船の2隻、今日はお休みだったのかそれとも時化のせいで お休みになったのか・・・。どっちだろ。


「シーホーク」はいつものように桟橋に着けてお休みです。この桟橋もせっかくあるんだからもっと使えば良いのにって思います。「シーホーク」は大体 岸壁に着けるので、この桟橋は「シーホーク」がドックに行っている時の代替船「たいよう」が走っているときくらいしか使われていないんじゃないかな。


この「ちかび くろしお」ですが以前は日本地下石油備蓄(株)が所有していたのですが、昨年2月に(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構が設立されて からはそちらの方が所有するようになったようです。それに伴って船籍が串木野から東京へ変更になって、ファンネルマークが外されていました。
機会があれば岩手県の久慈にいる「ちかび おやしお」にも会ってみたいものです。同じここ串木野の寿工業生まれなのでいわば姉妹なんですね。


この時化と強風の中沖の方から大揺れの貨物船がやって来ました。時化の中大変だぁと船名を見てみると 「第三鹿児島丸」でした。内之浦船籍なんですが串木野で見かけるのは2回目。よく来るのかな? 8月には東京でも見かけたなぁ。いつもは何を運んでどこら辺りを走っているんでしょうねー。


串木野漁港にいたのは2隻の台船。どちらも新しい消波ブロックを積んでいました。岸壁でもたくさん作っているところだったのでどこかこの辺りに設置 するのかもしれませんね。あ、羽島漁港辺りで防波堤の改修工事を行っているようなのでそれに関係しているのかな。手前の台船は森山(清)組の 「第三十三清海丸」、奥は渡辺組の「海王」でした。どちらも載せているクレーンはSKK製。ガット船のものと比べるとものすごく大きいですね。
串木野港側では漁礁とケーソンもつくっていたので作業をしている時は活気があるんだろうなー。


どちらかがいない事が多いんですけど今日は串木野海上保安部の「きりしま」と「とから」どちらもいました。ここの2隻は動いている姿が格好良いん ですが、できれば出番は少ない方が良いですね。左側に着けているのはさっきの「第三鹿児島丸」。ここでお休みかな?
この後、川内港へ行こうかな?とも思ったのですがガソリンが残り少なかったのでやめときました。また次の機会にね。

撮影データ:D70

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