バックナンバーはこちらです。
みなとのなまえ
今日は風が少し冷たく感じられましたが、日差しがあって暖かい1日となりました。寒くも暑くもないこんな日がずっと続くと良いんだけどなぁ(笑) 今日は前々から行ってみようと思っていた一番北側の沖防波堤へ行ってみました。ここは他の沖堤と違って陸続きになっていて、柵やトイレ展望スペース なども設置されてきれいに整備されています。石橋記念公園に来た人たちに桜島や鹿児島港を眺めてもらおうと整備したのかもしれませんが案内がないため に釣り人くらいしか行かないようです。もったいないなぁ。
09:35着の「トッピー1」がやって来ました。いつもは横からの眺めですが、ここからだと斜め前からの眺めになるので、船体を傾けて旋回する様子も バッチリ見ることができます。でも、離れているので一番大きくてもこれくらいの大きさでしか撮影できないのが残念です。翼走状態を撮影するためには やっぱり南埠頭沖の沖防波堤に渡らなきゃダメか・・・。
小川埠頭に着ける船たち。左から「第二廣良丸」、「トッピー3」、 「南星丸」で、見なれた船たちなんですがいつもと眺める場所が違うからか妙な違和感を感じてしまいました (笑)ボートで沖に出てそこから眺めたらまた全然違う感じになるのでしょうねー。
少し遅れて9時40分頃「クイーンコーラル」が新港へ入港です。こうやって遅れるのはあまり良くないことなんでしょうけど、ぼくにとっては嬉しいこと なんですよね。だって朝早く起きて行かなくても入港の様子を眺める事が出来るんですから。反対に入港が早まるってのは困りモノです。入港予定時間に 行ったら撮影したい船がすでに岸壁に着けてたってことも数回ありましたからねぇ。最近では入港時間の30分前には着くようにしているので、そのような こともなくなりました。えっへん。
桜島フェリーを左舷の斜め前から撮影できる場所というのがフェリー船上か桜島港周辺くらいしかなかったので、桜島フェリーに乗るたびにここから撮影 したらどうかなー?と思っていたんですが、背景もすっきりしていてなかなか良い感じで撮影する事が出来ました。今度からはここで撮影する事にしよう。 うん、それがいいや。写真は対航する「第十三櫻島丸」(左)と「第五櫻島丸」です。
「フェリーきかい」も10時10分過ぎに入港です。いつもよりも船首部分のコンテナの数が多かったので何でだ?と思っていたら、もう3月も末なん ですねー。この時期は転勤や移動などで引越しの荷物があるからなのかもしれません。トラックに積んだコンテナを引っ越す家の横に持ってきて、その中に ご近所総出で家中のものを何でもかんでも詰め込んで港へ持って行くというような様子をニュースか何かで見たことがありました。
稲荷川という川の河口に今日行った防波堤はあるんですが、その周辺でカモだかアヒルだかの姿をたくさん見かけました。一体どこからやって来たん でしょうねぇ。誰かが放したのかしら。のんきにプカプカしている姿を見ると、ぼくもプカプカしたいなぁといつも思ってしまいます。気持ち良さそう だもんなぁ。
ついでにすぐ近くにある多賀山公園に行ってみました。石橋記念公園からも近くて鹿児島港を一望できるオススメの場所ですよ。ただ、どこに何があるって 言うのがわからなかったものであっち行ったりこっち行ったり上ったり下ったりで疲れてしまいました(汗)できれば道の分かれ目とかに案内の看板が 欲しいところ。あと、景色は良いんだけどその前の木とか藪とかが邪魔になっているので定期的な手入れも必要ですね。営業らしき人たちのたまり場に なっていたのには笑ってしまいました。あまり目立たないから絶好の場所なんでしょうね。
先日の寒気のせいで鹿児島の桜の開花日も延期になってしまいましたが、ここ多賀山公園には1本だけですが咲き始めた木がありました。まだつぼみが多く 数えるほどしか咲いてはいませんが暖かい日が続くようなのでこれから次々と咲いていくかもしれませんね。それにしても、日本人は桜が好きですよね。 他の花はそうでもないのに、桜が咲く時期になるとそわそわし始める方も多いのでは?桜=お花見という嬉しい関係があるからだったりして(笑)
多賀山公園にはあの連合艦隊を率いた東郷平八郎大将の銅像があります。初めて見たのですが海の方向をむいてキリッとした表情をしています。この銅像の 前にはやたら急な階段があったので何なんだこのバリアフリーの時代に・・・と思っていたら艦船の階段をイメージしたものらしいですね。失礼しました。 昨年の5月30日には記念式典がここで開かれてそれに参加するために護衛艦の「とね」ど「せんだい」が鹿児島を訪れています。そうそう、今年は日本海 海戦からちょうど100年目にあたる年なんですってね。
鹿児島市の中心部を流れる甲突川(こうつきがわ)には以前、玉江橋(たまえばし)、新上橋(しんかんばし)、西田橋(にしだばし)、 高麗橋(こうらいばし)、武之橋(たけのはし)という江戸時代に架けられた5つの大きなアーチ石橋がありましたが、93年の大水害で武之橋と新上橋が 流出してしまいました(流木などが引っ掛ったのがいけなかったようです。)。これ以上貴重な文化遺産をなくさないようにと言う事で残った3つの橋は 移設されることになったのです。その3つの橋と橋の歴史や技術などを伝えるための石橋記念館を整備して00年に開園したのが石橋記念公園です。当時は 移設に対する反対運動などもありましたが、今では市民の憩いの場として、そして観光地として賑わっています。写真は西田橋でぼくにとって一番馴染み のある橋です。小学生の頃この下に魚をとりによく行ったりしていたんです。網で水草の辺りをすくえば小魚とかエビとかが入っていて面白かったなぁ。 移設されるまではクルマやバスが通っていたんだから昔の人の技術もすごいですよね。訪れる場合は市内の観光スポットを周回しているバス 「カゴシマシティビュー」(一律180円)が便利です。祇園之洲(ぎおんのす)公園前で下車してください。
そろそろ琉球海運、Aラインの時刻表が変わる頃?と思ったので帰りに北埠頭へ寄ってみたら両方とも変わっていました。表紙の写真は琉球海運が 那覇ハーリーでAラインがブリッジから眺めた佐多岬沖の風景。この写真も時刻表をもらう一つの楽しみですね。ついでに11:35着の「トッピー4」も 眺めてきたんですが、北埠頭の岸壁は「フェリーきかい」が運んできたコンテナなどでいつもよりも混雑していました。
撮影データ:D70
らくがき掲示板へ