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今日は長崎県2日目です。昨夜は気付きませんでしたが、ホテルの部屋から外を見ると隣の隣が教会でした。なんだか西洋に来たって感じ・・・(笑)
08:00発の「フェリーなみじ」を撮影するために07:20頃ホテルを出て、佐世保港へ向かいました。昨日のうちにチェックしておいた駐車場へ 車をとめて撮影開始です。 まずは周辺航路が発着する桟橋に着けている瀬川汽船の「ウィングせがわ」です。佐世保から西彼杵(にしそのぎ)半島の各地、川内間を約35分で 結んでいます。この航路は午前は「ウィングせがわ」、午後は「さんせがわ」という風に使用船舶が変わるちょっと面白い航路です。
この西海沿岸商船の「れぴーど」は「れぴーど2」、「れぴーどエクセル」とともに佐世保から西彼杵半島の面高、半島の沖に浮かぶ大島、松島、池島間を 約1時間で結んでいます。
上五島航路のフェリーが発着する岸壁に着ける「フェリーなみじ」です。九州商船のフェリーと言ったらちょっと古さを感じさせるこのブリッジの 造りを思い出します。
08:00定刻に「フェリーなみじ」が出港していきました。ちゃんと汽笛を鳴らしていったのがうれしかったです。最近は近所の迷惑になるからとか言う 理由で街中の港では鳴らさない船が多いんですよね。でも、汽笛が響く街ってステキだと思うんだけどな〜。
小値賀島を6時半過ぎに出港、宇久島を経由する九州商船の「えれがんと1号」(71t)が定刻通り8:15に到着です。お客さんがたくさん降りてきました。
昨日、相浦で撮影した津吉汽船の「コバルト21」が入港してきました。昨日は荒天のために相浦までの運航だったようです。
さて、今日の第1目的の美咲フェリーの「フェリー第三十八美咲」(465t)が定刻の09:00に有川からやって来ました。こちらは有川を06:20に 出てきた早起きさんです。 それにしてもこの独特の造りのブリッジが何ともいえませんね〜。後船首の造りも何となく気に入りました。末永く働いてほしいフェリーです。
09:20頃第2の目的船「フェリー美咲」(230t)が入港してきました。こちらは何と小値賀島を05:40に出港する超早起きさんなのです。 その時間帯、ぼくはまだ夢の中でした(笑) それはさておき、この「フェリー美咲」は元は沖縄県粟国村の「フェリーあぐに」というフェリーで、2002年8月に「フェリー粟国」が就航する までは那覇〜粟国間を1日1往復していました。引退したフェリーは海外へ売られてしまうことが多いのでこのように国内で再活躍すると言うことは 珍しいことと言えます。 沖縄で見かけた時に串木野市の造船所生まれと言うことを知って、親しみをおぼえていた船だけにこの佐世保で再会できたことがとても嬉しかったです。
「れぴーどエクセル」が入港してきました。西海沿岸商船の高速船の中では1番新しく、大きな船になります。
上五島を07:30前に出港してきた九州商船の「しーぐれいす」(327t)が定刻通りに到着です。先の「えれがんと1号」よりもたくさんのお客さんが 降りてきました。まあ、上五島発の便なので当たり前と言えば当たり前なのですが・・・。 この「しーぐれいす」は327トンと言う大きさですが5,500馬力のエンジンを搭載しているので26ノットものスピードが出ます。こういうタイプの 船って良いな〜、と思っています。
第三の目的である「フェリーなるしお」の入港時間にやって来たのはなんと九州商船の予備船である「フェリー五島」でした。ガガガ〜〜ン!! 他の航路だったら「わーい、予備船がやって来た、うれしいなぁ。」となるんですが、この「フェリー五島」は鹿児島にも鹿児島〜種子島を走る 「フェリー出島」の代船としてはるばるやって来るんです。だから何回か見たことがあるんですね。しかも目的だった「フェリーなるしお」は 元甑島商船の「フェリーこしき」で、引退後に山川港で寂しそうにしているのを見かけたので元気に働いている姿を見てみたいと思っていたので 余計にショックでした。フフフフフ〜〜、ウヘヘヘヘ〜〜としばし精神的に壊れました(涙)
いつまでもショックを引きずっているわけにもいかないなので、入港してきた崎戸商船の「フェリーみしま」(271t)を気を取り直して撮影です。 この船は佐世保を出港後、大島、江ノ島、平島を経由して上五島の友住まで走っています。ランプウェイは船尾のみに設けられていました。
周辺航路の船が発着する佐世保新ターミナル(だったっけか?)の建物です。窓を多くして室内にも日光が入るように配慮されています。 建物の雰囲気はターミナルと言うよりは図書館や市民センターといった文化的公共施設みたいな感じですね。
まだどこかに桟橋を設置するらしく佐世保駅側の岸壁に2組の桟橋がありました。上に載ってるのが橋の部分のようです。
こちらは上五島行きの船が発着する鯨瀬ターミナルです。何となく外観はヨーロッパ風の建物の雰囲気ですが、内部は典型的な旅客ターミナルと 言った造りでした。もうすこし考えてもよかったかな?と思いました。 佐世保での目的の船も撮影し終わったので次なる目的地、鹿子前港へ向かうことにしましょう。
佐世保港から鹿子前港まではSSKバイパスを通って10分ほどの距離です。途中、佐世保重工業の横を通るのですが、大きなドックが すぐ下まできていたりしてとても眺めが良かったです。 鹿子前港での目的はさせぼパール・シーの九十九島遊覧船「パールクィーン」(199t)と平戸島まで走っている徳信の「ひるぎ7号」の2隻です。 11:20頃着いて「ひるぎ7号」を探しましたが見つかりません。時刻表に12月〜2月の間は運休の場合がある。と書かれてありましたが、今日が その運休の日だったようです。まあいいやと思いつつ11:50着の「パールクィーン」を撮影です。 昔の帆船をモデルにしているのでしょうが、なんて言うかすごいスタイルの船ですね。マストには帆らしきものがありましたが、実際に帆走する事は 可能なんでしょうか?
帆船らしくきちんとフィギュアヘッドが船首にありました。一体この人は誰なんだろう?
遊覧船の発着場の付近は西海パールシーリゾートとして開発されており、様々なお店や船の展示館などがあるようです。 今日は平日だったので、そんなに人はいませんでしたが、休日になるとたくさんの人が集まりそうな雰囲気でした。 「パールクィーン」も撮影できたので、次の目的地西彼杵半島の太田和港を目指すことにしましょう。
と、太田和港へ行く前にせっかく佐世保へ来たんだから前畑造船へ寄り道をしてみましょう。前畑造船は佐世保港から車で5分ほどのところにありました。 西海沿岸商船の新船を造っているので、姿を拝めないかな、と思いながらやって来ました。 対岸は米軍の敷地になっていて、日本風の大きな建物が目に飛び込んできました。ちょうど庭園の草刈をしていたようでした。 今日も第2部があるので忘れずにご覧下さいね。
今日も第2部があるので忘れずにご覧下さいね。
撮影データ:ファインピックス
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