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みなとのなまえ
コスモラインが種子島航路を開設してから種子島へは何度か行ったのですが、そのお隣の島屋久島へはずーーーっと前に1度行ったことがあるだけだった のです。いつかは行きたいなぁ、と思っていたところに期間限定ではありますが「プリンセスわかさ」が屋久島へ寄港することに。これは良いチャンス!と 言うことで副隊長さんと一緒に「フェリー屋久島2」&「プリンセスわかさ」の旅を楽しんできました。いつものようにページが分かれていますので、 ↓より移動してくださいね。 鹿児島→宮之浦 「フェリー屋久島2」船内 宮之浦港の様子 宮之浦→鹿児島←現在位置 鹿児島港の様子
「フェリー屋久島2」船内
宮之浦港の様子
宮之浦→鹿児島←現在位置
鹿児島港の様子
「プリンセスわかさ」を撮影に行く前に購入しておいたキップを持って15時頃乗船しました。キップは種子島航路のものを使っていて、ボールペンで 西之表の部分を消して、その下に屋久島と書いてあります(笑)乗船時に渡すものは右のピンクの紙(乗船整理券かな)で、左のキップは下船時に回収 されます。ところで、何でか自分でも良く分からないんですが、ぼくは「プリンセスわさか」に乗船するとすんごく落ち着くんですよねー。1歩船内に 足を踏み入れただけでホッとするんだから不思議なもんだ。 寄港時間が長いから途中下船もできるようで、数人の人たちがターミナルへ行ってお土産を購入していたようです。少しの時間でも下船させてくれるって 言うのが嬉しいですね。
定刻より5分早い15:35頃岸壁を離れました。乗ったのはぼくらを含めて4、5人位だったでしょうか。「フェリー屋久島2」よりも出港時間が遅い のでもっといるかと思っていたんだけど。ぼくだったら少しでも長く居たいってことで、遅い方を選ぶんですが、その後のことを考えるとやはり早く着いた 方が行動しやすいですもんね。それと、偶数日だけの寄港というのも影響しているのかも。
港外に出るとあっという間に港が小さくなっていきます。さらば屋久島、また来るぞ〜(^^)/~~~・・・何時になるかわかんないけど(笑)でもね、まだ 15:50着の「フェリー太陽」の姿がかなり沖にあるんだよね、撮影したいからできればもう少しゆっくり走って欲しいんだけど。離れれば離れるほど 写る姿が小さくなっちまう。
・・・と心配したけどまあまあの大きさで撮影することが出来ました。タイミング良く鹿児島からの「トッピー4」が走ってきたので一緒に撮影です。 背景の一面の緑のせいか鹿児島県内じゃないみたい?
宮之浦を出港してしばらく後に右舷側に虹が出ました。雨も降っていないのに?と思っていると小さな雨粒でしたがいきなり降ってくるではありませんか。 わわわっ、スカイデッキのベンチに置いていたカメラバッグにも雨粒が!慌てて物陰に移動させたけど通り雨だったようですぐにやんでくれました。 それにしても、こんなに間近で虹を見たのは初めてだったし、根元を両方見たのも久しぶりだったなぁ。ちょっともうけた気分♪
お昼が「フェリー屋久島2」のうどんだけではさすがにこの時間(16時頃)になるとお腹が空いてきますねぇ。船内にある自動販売機でやきそばを 調達してきて、屋久島で購入しておいた縄文水と一緒に食べました。このやきそばがビールにピッタリな味付けで手元にビールがないのが非常に悲しいです (T-T)しかも、屋久島にしかないと思っていた縄文水も船内の自動販売機に入ってるんだよな〜。
「プリンセスわかさ」もこんな風に船首側に行くことが出来ます。ここからの眺めはやっぱ気持ち良いですね。船の発見もしやすいですし。荒天時には波と しぶきが襲ってくるからでしょうか、閉鎖できるように通路の途中に扉が設けてあります。就航した日はかなり時化ていてここは閉じられていたっけなぁ。
真っ赤な煙突を背景にポッケが登場です。 ポッケ「海の上は気もちがいいね。あ゛っっ!ぼくの足もとになにか写ってる・・・」 あらゴメン、それぼくの指だわ。
大隅海峡では何隻かの船の姿があったんですがどれも離れていて、唯一撮影できたのがこの「SUMIRE」という日本郵船のファンネルマークのコンテナ船 だけ。期待していただけに残念・・・。
佐多岬まで後少しと言うところで、読売旅行にチャーターされて松山へ向かう「クイーンコーラル」の姿を発見です。もう少し近ければ良かったんだけど ・・・。手前の2隻は八幡浜市の昭和水産さんとこの底引き網漁船(?)の「第十五海幸丸」(125t)(奥)と「第十六海幸丸」(125t)。こんなところまで やって来るのですねー。
ポッケがいつも船や港を眺めているのはここ。眺めは悪くないと思うんですが、どうなんでしょうねぇ。この時は久しぶりに夕陽を見て少しおセンチな気分 になっていたようです?
17時40分前に鹿児島からの「ロケット2」とすれ違ったんだけど本船の左舷側を通過したので←のようにモロ逆光。まぶしくファインダーから 目を離して撮影したら傾いてました(笑)あちらからこっちを撮影すれば順光で良い感じに撮影できたんでしょうけど。
錦江湾に入ってしばらくすると右側に見えてくる立目埼の丘の上に立つこの建物は平等大慧会という宗教団体が運営している「涅槃城」というもの。手前の 建物の屋根に涅槃像がのっかっているのが見えてます。指宿にある多宝仏塔(と言うよりはムー大陸博物館と言った方が良いかな)のいわば姉妹施設の ようなもの?たくさんの方が訪れてレポートをネット上にアップされているので興味がある方は検索してみてください。ぼくも両方とも行ってみたいと 思ってはいるのですが、さすがに1人では・・・(笑)
↑を撮影してからしばらくすると右舷側を不動海運さんとこの「忠誠丸」と三重県南勢町の音代漁業さんとこ のまき網漁船「第七盛秋丸」(349t)が通過して行きました。鹿児島港では大きな漁船はあまり見かけることはないので、「第七盛秋丸」は山川港から出て きたのでは、と思います。
まだまだ夏の雰囲気が残っていますがこんな夕陽を見ると秋が近いんだなー、なんて思ってしまいます。1ヶ月前だったらまだ太陽はさんさんと輝いていた でしょうに・・・。気候は年々変化していってる(特に近年は)ようですが、日の出や日の入りなどは以前とほとんど変わりませんね。日の出日の入りの 時間で季節のうつろいを感じる今日この頃です。
日も沈んで徐々に辺りが暗くなり始めた18時20頃右舷側を宇部興産海運さん(宇部市)ちのセメント運搬船 「興春丸」が南下して行きました。錦江湾で宇部興産海運さんの船を見かけるのはこれで2回目。加治木か どこか湾奥の方へセメントを運んでいるようです。しょっちゅう来てくれればいいのに・・・。
15分後には右舷前方に並ぶようにして走ってくる「フェリーきかい」と「しゅれい」を発見。ISO感度をあげて、レンズをF2.8のものに換えて撮影 したんですが、何枚かはブレていました。いつも使っているレンズだったら全滅だったかも?重かったけどもう1本レンズ持ってきておいて良かった〜。 この後左舷側を「カミ丸6」と「第三南海丸」、右舷側を 「ニューあかつき」が南下して行きました。
雲が広がってきたせいもあってか19時前にはもうほとんど真っ暗になり、デッキを照らす照明が明るく感じられるようになりました。夜の船上は何となく 苦手なので、明かりが灯っている場所に来るとホッとします。 左舷側には鹿児島の街並みの灯りが見えるようになってきて、鹿児島中央駅の駅ビルの観覧車も上部の3分の1ほどが見えています。あの観覧車からこっち を見たらどんな風に見えるんだろう?
さっき指宿を過ぎた辺りで指宿港に入港する姿を見かけた19:20鹿児島着のトッピーが19時前に左舷側を追い抜いていきます。シャッター速度を ちょっと早めにして無理矢理撮影して、ソフトで補正をしたらこんな感じでかろうじて写っていました。6月に「ぶーげんびりあ」に 乗った時はまだ明るかったのになぁ。
入港が近づくとさっきまではついていなかった、船尾甲板とファンネルを照らすライトがついて一気に船上が明るくなりました。
沖堤防を過ぎると船首甲板を照らすライトもつけられて、いよいよ着岸です。北埠頭と南埠頭の間でクルッと回頭し船首を海側に向けて、ショックもなく 定刻の19:40に無事南埠頭へ着岸しました。いやー、種子島往復と比べるとやっはり長く感じられた旅でした。 この後、副隊長さんと別れてぼくはドルフィンポート内にあるみなと食堂で夕飯を食べることに。20時過ぎだったからか空いていて、ぼくの他には1組 だけ。んー、としばらく迷って貝汁定食に決定、大きなお椀に入った貝汁、小鉢、刺身、魚フライ、ご飯、漬物でどれも美味しく1,000円はお徳かな。 クルマがなければビールと焼酎も頼んだんだけどなぁ・・・。
撮影データ:D70、COOLPIX3100
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