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みなとのなまえ

07:00-15:20 天気:あめ時々くもり 海上:風浪あり 風:やや強し



 フェリーとしての「はいびすかす」が1日より運航を開始しまして、船内はどんな感じなのだ?と気になっていたので、乗りに行ってきました。 鹿児島18:00発→種子島21:40着というスケジュールなので鹿児島発に乗るのは無理☆と判断して種子島11:00発に乗ることに。種子島までは トッピーで行こうかロケットで行こうかと迷っていたのですが、ロケットだと10:25着とちょっと慌しくなってしまいそうだったので、結局トッピーの 07:30発の便にしました。今回もページが分かれていますので、各ページへは↓より移動願います。


北埠頭はこんな感じ

鹿児島→種子島

西之表港は雨・・・←現在位置

はいびすかす船内探検

種子島→鹿児島

おまけで谷山港も



さてさて、西之表に来るのは「ぶーげんびりあ」に乗ってやって来た6月以来。時間はまだ9時過ぎなので「新種子島丸」の姿もあります。10:30に 出港して鹿児島には14:00入港です。
ちょっとトイレへと西之表港待合所へ入り、コスモラインの時刻表をもらって外へ出ようとしたら、ななんと雨が降り出しているではないですか!まあ予報 通りなので仕方がないですが。折畳み傘を濡らしたくなかった(←面倒)ので待合所にてやむのを待つことに。


待合所に入るたびに気になるのがこの「ニューコロンビア」という喫茶店?店構えが何となく70年代って雰囲気に感じられるのはぼくだけでしょうか。 店内も気になるので次行った時はコーヒーでも飲んでみようかなぁ。


待合所の対岸の岸壁で消波ブロックを積み込んでいた藤田建設興業さんとこの起重機船「美代号」が動き出したのでしばらく眺めていました。左にいる 小さな曳船「第四十八美代丸」が傾きながら真横に引っ張られていたのでひっくり返るんじゃないかとヒヤヒヤしましたが、そんなに簡単にひっくり返る ような船ではなかったようです(笑)ロケット赤灯台がある堤防の沖側に設置する消波ブロックだったようで、この後はそこで作業をしていました。


20分位してやっと雨がやんだので待合所の横にある白灯台がある防波堤へ。新しい岸壁を造るためにその沖側を埋め立てているのですが、埋め立てはほぼ 完了して平らにする作業をしているところでした。昨年の12月は真ん中辺りは全然埋まっていなくてまだまだと言った雰囲気でしたが、ここまでくると もうそろそろ?と思いますね。


移転した「ぶーげんびりあ」の桟橋ですが、こちらでは1ヶ月も使われることはありませんでしたねぇ。横揺れを防止するための門型の柱?も設置されて しっかりとした造りのように見えますが。この工事費だけでも相当な金額のような気がします。今後これはどうなってしまうんでしょうね?


10:00発の鹿児島行き「トッピー4」を堤防から見送りました。沖のほうには屋久島からの「はいびすかす」の姿も見えてきましたよ〜。ここで選択肢 が2つ。このままここで「はいびすかす」と10:25着の「ロケット」を撮影する、すぐさま対岸の岸壁へ移動してそこから撮影する。むむむ、んー? と迷った末に早めにあっちに着いておいたほうが良いと言う結論になり、また降り出した小雨の中を急いで「はいびすかす」が着ける岸壁へ向かいました。


10分ほどで到着しましたが、すでに「はいびすかす」は港内に入ってきていました。いやー、間に合って良かった!鹿児島ドック鉄工で反対側からは 見ていましたが、こちら左舷側を見るのが今回が初めて。うわー、やはり違和感を感じてしまいます(笑)


思わず目が行ってしまうのはやはり今回増設されたこの部分。船内はどんな風なのか早く見てみたいよぅ〜。ところで、これだけの改造で費用は一体いくら くらいかかったんでしょうね。いわさきも「ぶーげんびりあ」+桟橋+桟橋設置・移転工事+今回の改造で相当な支出になりそうです。余計なお世話ですが ・・・。


入港が重なってしまったようで「ロケット」は着水して「はいびすかす」の後ろをのんびりと走ってきていました。フォイルボーンしていればここからでも 船体を傾けたかっちょいい姿を撮影できたのに。残念。


後ろに「新種子島丸」がいるし、岸壁の沖の方で回頭してから後進で着けるのかな?と思っていたら岸壁の前で回頭しながら少し前進して、岸壁と平行に なったくらいの所から後進で近づいてきました。後姿を撮影するつもりだったのに、全くの見当はずれ(笑)


この船でもエアでレットを吹っ飛ばす例のモノが使われています。そろそろかな?と頃合いを見計らってファインダーを覗きながら待っていると、船尾の 方でスパーンッという音。いつものようにビクッとしてしまいます(汗)船首の方はまだ〜と思った瞬間さっきよりも大きな音でスパーンッと。今度は ビビクンって思いっきりびっくりして、シャッターを押すタイミングがずれてしまいました。レットが写っているハズなのに、ロープだけ・・・。 ビクッとしない良い方法はないものか。


さぁーてキップを買いに行こうと売り場の方へ。道路に面している上屋の横には←のような看板が設置してあります。まだ新しかったので今回新たに用意 したものなのでしょうね。谷山港にも置かれるんかな?


こちらの小さなプレハブ小屋がキップ売り場兼待合所。中に入ると工事の団体さんがいて窓口のおねえさんとおじさんは何やら忙しそう。おじさんに何しに 来たっ?てな目で見られたので、ビビりながら「はいぴすかす」を指差して乗りたいんですけど・・・と言うと積荷依頼状というのに記入してちょっと 待っててねと。これが乗船名簿の代わり?工事の人達の手続きも終わり、おねえさんに積荷依頼状と運賃の2,700円を渡すと何やら記入して控えと 領収証を渡されました。??キップはないようです(笑)後で積荷依頼状を見てみると品名・荷姿という欄にポツンと「人」という文字が・・・(汗) 大人1名とかもちょっと書きようってのがあるような?でも何か面白いからいいや。


徒歩の人の乗船は車輛やコンテナなどの積み込みが終わってからのようで運賃を支払ってから15分ほど待つことに。その間は荷役作業を眺めていました。 大きなシャーシ(廃棄物?)が乗ったり・・・。


鹿児島で修理か何かするのか同じいわさきグループの種子島交通のバスが乗ったり・・・。


大きいのから小さいのまでたくさんのコンテナを積み込んだりとかなり忙しそうです。鹿児島からは鉄骨・鉄筋とか食べ物・飲み物、芝生、肥料などが 運ばれて行っているようで、生活に必要な様々な品物を運んでいると言うのが分かりますね。共同フェリー運輸さんも同じような荷物なのかな?


さてさて、荷役作業が落ち着いたところでやっと乗船です。窓口のおねえさんの後をついてランプウェイの左側に設けられた歩道をてくてく。船内に入って 少し行ったところで客室への入り口が見えてきました。あそこから客室へ行けますので。と、そこでおねえさんの案内はお終い。さあ、いよいよ客室だ〜。 楽しみ楽しみ。

撮影データ:D70

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